平成18年度  第11報  発行者:岸下 2006/09/18
作物名:玉葱  産地名:岩見沢・丘珠  情報収集日:9月14日
気象情報
高気圧に覆われて、太平洋側を除き晴れのところが多かったが、10日前は前線の通過により全道的に雨が降った。その後、高気圧に覆われ晴れの日が多かった。
ただ、朝晩の冷え込みが、秋の季節に近づきつつある。
産地情報
岩見沢地区:玉葱収穫作業最盛期で50%終了。収量は個人差はありますが平年並みでは。
丘珠地区:玉葱9/15で収穫作業終了。平年より多い。
今年は品種問わず乾腐病が多く発生している。荒選が終了するまで、収穫量が見えない。
作物名:ホウレン草  産地名:江別市  情報収集日:9月13日
気象情報
岩見沢・札幌地区とほぼ同じ。
産地情報
ホウレン草播種3回目の収穫が中盤に来ている。ここに来て、朝晩の温度の落ち込みにより、生育が遅くなってきた。晩種してから42〜46日掛かって収穫になる。
品質は良くなってきたが、安定出荷が厳しくなってきた。
作物名:ピーマン  産地名:恵庭市  情報収集日:9月12日
気象情報
恵庭地区の最高平均温度22℃、最低平均温度14℃で札幌地区より2〜3℃低く、霧が掛かり、快晴の日が少ない。
産地情報
今年のピーマンは天候の影響で収穫量が少ない。昨年の25〜30%少ないようだ。
ここに来て木が弱ってきたのと、朝晩の温度が下がってきたせいか、日々の入荷量が落ちてきている。今後品質面が心配(色つき・硬さ)される。
作物名:ミニトマト  産地名:岩見沢市栗沢  情報収集日:9月12日
気象情報
同上。
産地情報
9/5生産者と打ち合わせ、過熟収穫気味なので多少早めの収穫をすすめる。しかし、その後9/7頃から収量が激減してきた。朝晩の気温が低いのと、木が弱っているせいでは。
特に千果が灰カビに弱いようで、木が枯れ上がっているところもある。
作物名:馬鈴薯  産地名:美瑛町  情報収集日:9月15日
気象情報
9月に入って最高気温が27℃を上回ったり、最低気温が10℃を切る日があったりと、かなり昼夜の気温差が大きくなり、徐々に秋めいてきました。
産地情報
堀取り作業は、順調に進んでいます。男爵の収穫はほぼ終盤をむかえています。
今後は、北あかりの収穫が進んできます。
新畑については、天気の影響を受けずに玉揃いも良く株当たりの数量も平年並みの見込み。
輸作が近い圃場については、数がついて小玉傾向である。(圃場間差あり)