平成18年度  第8報  発行者:岸下 2006/08/01
作物名:玉葱  産地名:岩見沢市  情報収集日:7月25日
気象情報
北海道付近に気圧の谷が停滞し、日本海側の一部で晴れた他は曇り、大気の状態が不安定となり、所々で雨が降った。25日以降高気圧に覆われて、久しぶりに好天が続いていた。
※7/15〜7/21 日照時間:55%  7/22〜7/27 日照時間:120%
産地情報
7/24(月)の強い風で早生系(オホーツク2号・オホーツク222・北こがね2号)倒伏した。
サイズはL〜L大位が中心になっている。根切りが8/10前後を予定しているので、収穫が8/20〜24日頃の予定。
札幌黄・天心・北もみじ・他は8/24頃根切りする予定。
※生育の進んだ所に軟腐病が多く発生している。
作物名:玉葱  産地名:岩見沢市  情報収集日:7月25日
気象情報
上記と同様。
産地情報
岩見沢地区より生育状況良い、平均で4〜5日進んでいるようだ。札幌黄も前半の低温で抽苔の心配をしていたが、今の所出てない。ただし、7/中旬迄低温加湿で日照不足の為、軟腐病が多く発生している。天心・北もみじ・タキイ系(コタン、イコル)共、昨年より良い状況。サイズ(M〜L中心)で生育中、根切りが8/20前後の予定。
※今後の病気の発生が心配である。
作物名:ミニトマト  産地名:岩見沢市栗沢  情報収集日:7月27日
気象情報
上記と同様。
産地情報
千果・ネクター共、平均すると、11段目が開花して、9段目が着果、5段目に着色が見られる。
千果はダブル果房が多く、ネクターに比べてサイズが小さめで良いが、ネクターはシングル果房なので、大玉比率が非常に多い。日照不足で色付きが悪かったが、7/末の好天続きで出荷が増えている。
※全体に灰カビが発生しているが、好天続きで治まりつつある。
作物名:ピーマン  産地名:恵庭市  情報収集日:7月28日
気象情報
7/24迄太平洋側の気圧の影響を受けて霧と雨が多く日照不足でした。しかし7/25より好天続きとなる。
産地情報
6/上旬で花落ちし、後に着果した数が多過ぎて、木の生育が弱り、開花及び着果が出来ず。8/8頃にその影響が出る予定でしたが、7/25頃からの好天続きで生育が進み、7/末迄は出荷量も多くなる。従って影響の出るのが8/4頃からで、収穫量が50%以下になりそう。
※今年は収穫量に波がある。(収穫落込日7/11、8/4、9/上旬の予定)
作物名:馬鈴薯  産地名:厚沢部町  情報収集日:7月28日
気象情報
7月後半に入り天候が回復。
※檜山地方
降水量は一部をのぞき平年並み〜少ない。
日照時間は、平年並みに回復。
産地情報
軟弱徒長と多湿で、疫病や軟腐病の心配があったが、天候の回復で一部に発生していた疫病も今のところ止まっている。
マルチのメークインも一部収穫が始まっている。