平成19年度  第8報  発行者:竹内 2007/08/03
気象情報
中旬には冷たい高気圧の影響を受け低温となった。
下旬は南からの暖気や上空の寒気の影響で大気の状態が不安定となり、局地的に雷雨や短時間に強い雨の降った日があった。
月平均気温は低く、中旬で顕著だった。
降水量は、上旬と中旬で少なく、月降水量も少なかった。
日照時間は、中旬に太平洋側で少なかったほかは平年並みか多く、月の日照時間はかなり多かった。
作物名:馬鈴薯  産地名:初山別村  情報収集日:7月19日
産地情報
旱魃の影響が出ていて、茎葉の色が抜けてきている。
又、塊茎の肥大も進まず。8月20日頃から収穫が始まる見込みである。
作物名:玉葱  産地名:岩見沢市  情報収集日:7月24日
産地情報
写真は、早生系のオホーツクである。既に全面倒伏状態である。
当地区では、極早生が22日に根きりが始まっている。
やはり旱魃の影響で球肥大が進まず早生系はL中心の見込み。
作物名:南瓜  産地名:洞爺湖町  情報収集日:7月27日
産地情報
旱魃の影響で生育状態が悪く花落ちがあり、成り数は少ない。
又、球肥大も進まず7〜8玉クラスが目に付く。
収穫見込みは8月上旬の見込み。
作物名:玉葱  産地名:札幌市丘珠町  情報収集日:7月23日
産地情報
草丈、葉数ともに生育が止まった状態である。降雨が遅れたら小玉傾向で仕上がる見込み。
又、6月の降雨時に水がたまったところは水やけで殆ど肥大がない。
作物名:馬鈴薯(メークイン)  産地名:厚沢部町  情報収集日:7月26日
産地情報
マルチ栽培のメークインも旱魃の影響を受け塊茎の肥大は進まず小玉傾向である。
収穫時期は8月上旬の予定。
作物名:馬鈴薯  産地名:美瑛町  情報収集日:7月31日
産地情報
旱魃状態が続いていたが、茎葉は、まだしっかりしている。
近いうちに降雨の予想があるので塊茎の肥大が期待できる。
本日の状態でもLクラスの芋が確認できる。
※注:旱魃時に急激な降雨による塊茎の中心空洞の発生が心配である。